第10回チャリティアジア歌謡祭 祝辞

概要プログラム友情出演祝辞

祝辞

 第10回チャリティ「アジア歌謡祭」が盛大に開催されますことを、心よりお祝い申し上げます。
 また、相馬会長はじめ関西アジア人協会の皆様、そして「アジア歌謡祭」関係者の皆様には、本事業を通じて、大阪・関西とアジアの国々との友好親善に大きくご貢献いただいておりますことに、深く敬意を表します。
 「アジア歌謡祭」は、参加者の皆様がお互いの国の歌を通じて交流を深めるだけでなく、国際連合児童基金(ユニセフ)が行っている、「安全な水と基本的な衛生施設整備事業」を応援されています。安全な水を得られず、また、不衛生な環境下での生活を余儀なくされ、今なお多くの子どもが命を落としています。「アジア歌謡祭」が今年も大成功を収め、皆様からの温かいご寄付により、一人でも多くの子どもが救われますことを心よりお祈り申し上げます。

大阪府知事 橋下 徹

 「第10 回チャリティアジア歌謡祭」が盛大に開催されますことを心からお喜び申しあげますとともに、開催にご尽力されました皆様方に深く敬意を表します。
 大阪・関西は古くからアジア諸国との結びつきが強く、大陸との交流が盛んに行われ、また、現在も、大阪市に暮らしておられる約12 万人の外国籍住民のうちアジア地域の方々の比率が非常に高くなっています。
 こうした中、関西アジア人協会の皆様方には、本事業をはじめとする多彩な活動を通して、大阪・関西とアジア諸国の相互理解と友好親善に貢献され、また、ユニセフ(国際連合児童基金)の活動を支援し、アジアの平和に寄与されており、深く敬意を表する次第であります。
 「第10 回チャリティアジア歌謡祭」が大きな成功を収め、アジア諸国との交流が更に盛んになることを期待するとともに、皆様方のご健勝とご多幸を心からお祈り申しあげまして、お祝いのことばといたします。

大阪市長 平松 邦夫

 こんなことってあるのですね。歌謡祭が今年で10回目、私達のボランティア組織大阪支部も今年が設立から10年目なんです。最初から応援して頂いて、あらためてお礼申し上げます。今年の歌謡祭も「水」がテーマですね。早ければ今世紀中にも恐ろしい争いが起きるかもしれないという予測さえあります。
 私たちは何もわからずに、ただ厳しい状況にある子どものためにちょっとしたことでもできたら、という極めて素朴な気持で動き始めました。10年たって経理担当の人に訊いたら、約4億円を大阪支部から東京の協会を経由してニューヨーク国連本部に送ったそうです。
 今、世界で3秒に一人5歳未満児が死んでおり、その6~70%が悪い水の所為だといいます。嬰児・幼児が下痢にかかったら経口補水塩二袋分(12円弱)を2㍑のわかした水で溶かせて飲ませると、とにかく一命をとりとめるそうです。「私たちのほんの小さな気持が、3千万人の子どもの命を救ったもしれないと思うと、どきどきします。4月から「大阪ユニセフ協会」と名前をかえます。ちいさなことの積み重ねの意味を胸にしまって、これからも活動していきたいと思います。

大阪ユニセフ協会 副会長 古野 喜政

" 歌でつなぐひとつのアジア "
 春の花が咲きみだれる好季節、関西アジア人協会主催による吉例の「アジア歌謡祭」が第10回目を迎え、盛大に開催されますことを、心からお祝い申し上げます。
 文化芸術に国境はありませんが、日本には古来「歌は世に連れ、世は歌につれ」と言われますように、それぞれの国や地域、世相の特徴や変化を用事に反映するのが音楽文化の特色でもあります。
 特に、戦争や不況などで苦しい時ほど、音楽は人々の心を励ましなぐさめてくれます。それは、個人的な悩みや悲しみ、また嬉しい時にも大きな力を与えてくれます。
 ましてやアジアの心は一つ。民族や言語、宗教の違いを超えて、アジアの平和と繁栄のため、それぞれのリズムとハーモニーを共有し、ともに楽しみたいものです。
 アジア歌謡祭のご成功と共に、相馬達雄先生を先頭に関西アジア人協会の益々のご発展を心からお祈り申し上げます。

衆議院議員 中野 寛成  (音楽議員連盟会長)

 第10回チャリティ『アジア歌謡祭』が関西アジア人協会の主催と大阪府・大阪市・大阪ユニセフ協会の御後援により盛大に開催されますことをお慶び申し上げます。
 関西アジア人協会の相馬会長をはじめご関係皆様には、アジアの友好と平和の為、活動を続けられそのご尽力に敬意を表します。
 ここ数年、アジアの国々の発展は、目覚ましいものがあります。今やアジアの総生産は、世界の25%以上になり、人口においては50%以上を占めるに至っています。世界を考えるにおいて、このアジアの平和と安定がいかに大切かを示しています。しかしながら貧困の格差や様々な課題があります。日本がアジアの一員として国際社会でリーダーシップを発揮しなければなりません。
 私も2007年~2008年にかけて約1年間外務大臣政務官として世界各国を歴訪してまいりました。
そうした中で私は、世界各国の紛争後の平和構築などを担う国連機関や国際機関を創設し、本部を被爆地広島に誘致することを目指す超党派の国会議員による勉強会を立ち上げ、力を尽くしています。核軍縮・拡散防止や食糧、気候変動などの問題も重要な課題として実現に取り組む国際機関や国際会議を世界唯一の被爆国である日本から被爆の惨禍を経験し復興と発展を成し遂げ、世界平和に向けたメッセージを発信するにふさわしいと考えたからです。
 国際関係の機関もほとんどが国連本部のある米国ニューヨークやワシントン、スイスのジュネーブに集中していますが、世界の6割の人口を有するこのアジアのセンターとして日本そしてこの関西がイニシアチブを発揮し平和な国際社会を構築するのに寄与すべきです。アジアの平和と繁栄なくして世界の平和と繁栄はない。このチャリティが実り多きものとなりますよう心からお祈り申し上げます。

前衆議院議員 中山 泰秀

 私は第10回チャリティアジア歌謡祭が関西アジア人協会によって2011年4月17日に開催されることを知り大変喜ばしく思います。これは日本とアジア諸国の人々との理解と友好を深めようとする賞賛に値する事業です。音楽は国境を超えて理解しあえる世界共通語で、世界市民としての共有財産です。関西アジア人協会は、当初から子ども達を支援する人道的活動を継続され、特にユニセフの安全な水と基本的な衛生施設整備事業に協力してこられました。
 関西アジア人協会とその慈善活動を支持する皆様に心からの敬意を表しますとともに、第10回アジア歌謡祭の企画者達の努力が報われ成功裏に行われますことを願います。

在大阪‐神戸インド総領事館  総領事 ヴィカース・スワループ

 インドネシア政府を代表いたしましてこの度の東日本大震災により避けることの出来ない自然の大被害を受けられた方々にこころよりお悔みとお見舞いを申し上げます。そして皆様が強い心をもって一日も早い復旧を成し遂げられることを心からお祈り申し上げます。
 「第10回チャリティアジア歌謡祭」が盛大に開催されますことを心からお喜び申しあげます。インドネシアも2006年からこの歌謡祭に参加をしており、関西と様々な国々との友好関係を更に深め、関西から世界へ発信するイベントだと思います。
 また、イベントを通じユニセフのキャンペーンに協力されるなど、意義深い貴会の活動が益々充実し、毎日の生活水に恵まれない世界中の子どもたちに安全な水が届けられるよう期待しております。
 「第10回アジア歌謡祭」のご成功を心より願い、本日お集まりの皆様方の益々のご健勝と貴会の益々のご発展を祈念申し上げます。

在大阪インドネシア共和国総領事館  総領事 イブヌ・ハディ

 第10回「アジア歌謡祭」が盛大に開催されますことを心よりお祝い申し上げます。
 '世界の子供たちに安全な水を'支援する趣旨でスタートした「アジア歌謡祭」は年月を重ねるにつれて音楽を通じたアジア地域の和合のフェスティバルとして発展し、アジア地域の人々に勇気と希望を与えてきました。また、アジア10数カ国の出場者のもと、民族固有の衣装や踊りなどのパフォーマンスを披露する多文化祭りとして位置付けられつつあります。
 今後も「アジア歌謡祭」が国境を超越し、互いの文化を知らせ、ひいてはアジア地域の団結を導く場として一層の発展を遂げられ、友好と平和の象徴として皆様の思い出になることを願います。
 本日の歌謡祭の開催にご尽力された関係者並びに歌謡祭に参加された皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

駐大阪大韓民国総領事館 韓国文化院長 金鍾浩

 この度は第10回チャリティアジア歌謡祭の開催、心よりお喜び申し上げますと共に関西アジア人協会様のUNICEF「安全な水を子供達に」事業へのご貢献、心より感謝申し上げます。
 歌謡祭はアジア地域の二国間、多国間の関係強化の基盤である人と人との結びつきの土台であります。
 つきましては第10回チャリティアジア歌謡祭のご成功を心より祈念申し上げます。

タイ王国大阪総領事館
総領事 マーノップチャイ・ウォンパックディ

 この度、関西アジア人協会によるチャリティ「アジア歌謡祭」が10年連続で盛大に開催されるに際し、中華人民共和国駐大阪総領事館を代表し、衷心よりお祝い申し上げます。
 「アジア歌謡祭」はユニセフの「安全な水を世界の子供たちに!」募金キャンペーンを応援し、音楽で子供たちの命を助ける大変意義のある行事であります。より多くの方々が力を出し、一人でも多くの子供が救われることを心より願っております。そして、十数カ国と地域の代表が民族衣装で歌を披露するのはアジア国々の文化交流と友情増進にも大きく寄与するだろうと信じております。
 相馬達雄会長をはじめとする関西アジア人協会、および毎年「アジア歌謡祭」の開催に尽力されてきた各界の皆様に心から敬意を表しますとともに、第10回「アジア歌謡祭」のご成功をお祈りいたします。

中華人民共和国駐大阪総領事館  総領事 鄭 祥林

 この度は、「第10回アジア歌謡祭」を開催されますことを心よりお喜び申し上げます。
 アジア各国からのパフォーマンスを通じて、他国の文化を知り、学び、分かち合うことによって国際交流を図ることは、大変素晴らしく、また意義深いことだと思います。この歌謡祭を通じて、益々日本とアジア各国との交流が深まることでしょう。
 皆様の素晴らしい一日をご祈念するとともに、今後の一層なる日本とアジアの交流の発展を期待しております。

在大阪パキスタンイスラム共和国領事館
領事 イクバル・タヒム

 「第10回チャリティアジア歌謡祭」の開催を心からお祝い申し上げます。
 相馬達雄会長をはじめとする関西アジア人協会の皆様方による、国際連合児童基金ユニセフの「安全な水を世界の子どもたちに!」募金キャンペーンを応援するための歌謡祭の開催に、私は大阪華僑総会を代表しまして、深く敬意を表明させていただきます。
 大阪華僑総会は大阪に住む中国人の福利厚生、地域社会における日本の社会との共生、祖国の政策支持、同胞の団結を促進するために60年以上にわたり活動している団体であります。「隣国の幸福と平和なくして、自国の幸福と平和は維持できない」という精神の関西アジア人協会の皆様はわれわれの心強い友人であります。
 世界の子どもたちの生命を守るために企画されました今回の歌謡祭の成功を心より願い、貴協会のより一層の発展を祈念申し上げます。

大阪華僑総会 会長 曽昇龍

 チャリティ「アジア歌謡祭」が今年も盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。また10年間に渡り、相馬会長を中心に継続開催されてこられた労苦に対し敬意を表します。
 私たちが住む日本では、いつでも安全な水を手にすることができます。しかしながら、世界中には衛生問題や紛争など様々な要因でそれが手に入らない人々がいます。特に、次代を担う子どもたちに届かない現状に胸を痛めています。
 今日のアジア歌謡祭が、こうした状況を改善する気運が高まる契機となり、アジアの友好と平和がますます促進されることを期待するとともに、各国の歌や民族伝統衣装に触れることで、互いの文化や習慣の違いを認め合うことができる「多民族多文化共生社会」が実現されることを願っております。

在日本大韓民国民団大阪府地方本部  団長 金 漢 翊